別府の湯けむり・温泉地景観
べっぷのゆけむり・おんせんちけいけん

別府の湯けむり・温泉地景観

文化的景観の紹介

別府の湯けむり・温泉地景観は、全国有数の泉種と湧出量を誇る地下の温泉資源を、日常の生活や生業に取り込んで成立した文化的景観です。

別府古来の自然湧出泉による温泉地は「別府八湯」と総称され、江戸時代後期までは農閑期を中心に周辺の地域から湯治客が集まるものでした。明治時代以降は、別府港の築港、鉄道・道路の整備により観光客が増加し、別府は一大観光都市へと発展しました。その中でも鉄輪温泉・明礬温泉では、近世の旅籠・木賃宿に起源を持つ宿泊業が現在も旅館又は貸間として継続しています。

温泉以外にも、江戸時代の史料に記録される地獄釜の蒸し料理や明礬温泉の湯の花が入浴剤として販売されるなど、別府に特徴的な温泉蒸気の利用も認められます。

基本情報

所在地 大分県別府市
選定年月日 平成24年9月19日
選定基準 (五)ため池・水路・港などの水の利用に関する景観地(六)鉱山・採石場・工場群などの採掘・製造に関する景観地選定基準の詳細はこちら

地図

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お問い合わせ情報

担当課 別府市教育委員会社会教育課文化財係
住所 〒874-8511 大分県別府市上野口町1番15号
電話番号 0977-21-1587
関連サイトURL http://www.city.beppu.oita.jp/gakusyuu/bunkazai/yukemuri_keikan_index.html
アクセス (鉄輪)別府駅からバスで約30分
(明礬)別府駅からバスで約40分